京都北部に移住してきて,まだまだ釣り場ポイントが見つからなず、釣果に繋がらずに困っていたので、今の時期ならどこでも誰でも釣れる豆アジのサビキ釣りに行ってきました。

さすがに豆アジならボウズはなく、そこそこ釣れたのですが、そうは言っても意外と簡単に入れ食い状態にはなりませんでした。少し豆アジ釣りを侮りすぎたことを反省です、、
目次
釣り場 ポイント
上でも述べた通り、昨年の暮れに京都北部に移住してきたところなので、マニアックな陸っぱりポイントどころか、普通に釣れるポイントすらちゃんと把握できていない状態なので、ネットでググって行ってみるしかないので、ヒット数の多い、この近辺では最もポピュラーそうな前島埠頭 舞鶴フェリー乗り場に行ってきました。
実はこのポイントの前にもう少し足を伸ばして、これまたメジャーポイントである舞鶴親海公園まで行ってみたのですがコロナ禍で閉鎖中でした、、
確認してから行きましょう!! 舞鶴新海公園ホームページ
どちらもライジャケ着用、マリンシューズや長靴着用といった重装備でと言った感じではなく、施設として整備が行き届き、良好な感じでトイレなどもあり、お子さん連れやファミリーで楽しみながら釣りをするような場所だと思います。
サビキ仕掛け 餌
仕掛け
仕掛けと餌ですがこちらはいたってシンプル、豆アジ釣りの王道 サビキ の アミエビ です。
サビキはピンキリでダイソーの100均から500円前後のものまで様々ですが、最も重要なポイントは針のサイズだと思います。その次に針に付いた擬似餌のカラーではないかと、
今回行った時はまだまだ豆アジ釣れ初めだったので標準サイズの小さめ3号針ピンクで始めました。
初めてまもなく餌に引き寄せられてかなりの数の魚が群がってきましたが、思うように針にかかってくれませんでした。
見た限り、魚が小さいように見えたので、針のサイズをさらに下げて2号針に変えてみたところ、一瞬で入れ食いの鈴なりで釣れ始めました。3号針で白色擬似餌針に交換もアリだったかもしれませんが、もう釣れてるので試していませんでした。
ちなみに私はサビキ用の2号針を持ち合わせていなかったので稚鮎用のサビキ2号針でトライしましたが、問題なく爆釣しました。
この変更で釣果は明らかに変わりました。簡易的な釣具店ではなかなか3号以下のサビキは常備されてないところが多いように思いますが、余裕があれば1セットくらい、このサイズのものを持っていても損はないかと思いますので、みかければ是非予備に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
餌
続いて餌もいたってシンプルに市販のアミエビ、特に何かを混ぜ込んだりすることもなく、そのまま解凍したものを解凍してカゴに詰めて海に投入するだけ。
餌をあまり消費したくなければ半凍りのものを削りながら使うと消費が少なく、もちろん魚の寄せる力は弱い。
魚が寄っているようなら、この方法で問題ないが、まだ寄り付いていないようなら、もったいつけづによく溶かしたものをたっぷり付けて、海に入れては海に流し込み、また付けて海に投入して、より早く魚群を引き付ける方が賢明かと思います。
貧乏性の私は一番主流の8切り(2キロ)ではなく、16切り(1キロ)を購入します。
このサイズが道中の魚屋さんでは置いていないのでホームセンターのジュンテンドーで購入していきます。
しかも購入したらすぐにのこぎりで半分に切断して半分は解凍、半分は次回用に凍らせたままにしておきます。
この量で1人で使って2〜3時間程度消費できるので半日楽しむ程度ならベストな量だと思います。
私の場合は、まだ釣りポイントと魚影を探しながらの釣りなので、キスを狙ったり、エギングをしてみたり、ロックフィッシュをしたり、移動を繰り返したりなのでこれで十分1日楽しんでいます。
釣り方 釣果
豆アジ釣りはシーズンになれば特にどこでもいるものなので、誰も釣りをしていない場所であれば、はじめは餌を回転良く海に流し込み集めてしまいましょう。
魚影が見えていたり、周りで同じように豆アジ釣りをしている人がいるようなら、特にはじめに構える事なく、釣り始めたら問題なく釣れます。もし周りで釣れていて自分だけ釣れていない時は、何かが周りと違っているので、周りの方の仕掛けと深さ(表層、中層、底層)を把握し、躊躇することなく真似しましょう。もっと手っ取り早くいくなら、釣っている人に声をかけて教えてもらいましょう!さらに良い情報が得れるかもしれません。
釣れ始めてしまうと重要になってくるのが手返しの良さです。これが釣果につながります。
針外し、魚の収納、餌の補充、針糸絡まり、様々な要素がありますが、これには個人差があり、個人の動きやすい、使いやすいで無駄のないカスタマイズを作り出すものだと思います。
自分の一番やりやすい餌、道具、クーラーボックスなどの配置を作ってしまいましょう。
豆アジの下処理

小さければ基本的にはそのままの調理でも何の問題もありませんが、若干大きくなってくると内臓の苦味が残る個体があったりします。さらに我が家は小分けして冷凍保存も兼ねているので全ての内臓を取り除いています。
さらに子供にはこの少しの苦味でも嫌がられ、全然食べてくれないので全て取り除いています。お子さんがおられる方、苦味が苦手な方は簡単なので、手で簡単にできる下処理方法オススメです。
手で簡単に内臓を取り除く下処理方法
- 左手で豆アジの首あたり(魚の頭を切り落とすあたり)を持ちお腹を上に向けて持つ
- 右手の親指と人差し指で両エラから指を突っ込みエラをつかむ
- エラをつかんだまま尻尾の方に向かって引っ張る
慣れてしまえば簡単な作業なので何匹か繰り返して行えばすぐできるようになります。
わかりやすい動画が多数ありますのでみてもらった方がわかりやすいかもしれません
私はこの後、塩水で少し残っている血栓や汚れなどをサッと流して下処理を完了しています。
食べ方 レシピ
基本的には上記下処理後に素揚げにしています。塩こしょうを軽くした後、小さいナイロン袋に入れて片栗粉を大さじ1杯ほど入れて空気をできるだけ入れて振ります。
1匹1匹がくっつかずパラパラに離れているのがベストです。塊になっているようなら片栗粉を足して再度振ってみましょう。
水分が多いと何匹かくっついたままになっています。こうなるとくっついていた部分を引き剥がして素揚げにすると、その部分に水分が残っていて油はねしてしまします。できるだけ丁寧に片栗粉をはたきましょう。
そして揚げていきます。低温から中温でゆっくり上げていきます。ここでめんどくさがっていっぺんに油に入れてしまうと、くっついたまま揚ってしまいます。めんどくさいですが手で1匹1匹取り出しながら油に入れていきましょう。
泡がだんだん大きくパチパチ音とも大きくなってきますが、まだ我慢して、泡も音もなくなってきたら骨までしっかり揚っています。
豆アジの素揚げ
揚げたてに少し塩を付けてそのままでいただきます。

やはり揚げたてであればこれが一番美味しいと思います。さらにレモンをサッと絞るとひとアクセントでまたさらに食べてしまう美味しさになってしまします。
豆あじ南蛮漬け
カリっとサクッと豆アジの素揚げを堪能した後は豆アジの王道、豆アジ南蛮漬けですね。

きゅうり、にんじん、赤玉ねぎ、ピーマンなどお好み野菜にお酢、醤油、砂糖に鷹の爪を加えて豆アジの素揚げを入れて全体に馴染ませて出来上がりですが、そのまま食べたいのを我慢して1日冷蔵庫で寝かすとさらに馴染んで美味しくなるのでオススメです。
カレー味唐揚げ
少し変わったところでカレー味なんていかがでしょうか。

普通の唐揚げのように醤油、酒、みりん、生姜、ニンニクにカレー粉を加えて揉み込んで、つけ汁全て絡むくらいの片栗粉で絡めてしまって素揚げと同じように、低温から中温でゆっくり揚げます。素揚げより焦げ付きやすいので、気持ち素揚げ事より低温がいいと思います。
どうしても子供には好んで食べてもらえないのでみんな大好きカレー味にしてみたところ、予想通り子供に大人気、我が家の定番メニューになりました。是非お試しください。
保存方法
色々、工夫して食べたとて食べ切れないのが豆アジ。我が家は躊躇なく冷凍保存していきます。
内臓を取り除く下処理までしてしまったら、その日、食べる分を除き、小さい袋に1回分ずつに小分けして冷凍してしまいます。そして食べたい時に一袋ずつ取り出して解凍して、釣ってきた時と同じように揚げて食べています。
厳密に言うと生とは違うかもしれませんが、冷凍解凍でもほとんど遜色なくいつも美味しくいただいています。半年くらいはいつも冷凍解凍で食べていますが個人的には味は変わらず問題ないかと思います。
まとめ
豆アジとはいえ、釣れる楽しみは十分楽しめる豆アジ釣りはやはり楽しいです。
ついつい釣り過ぎてしまうので何人かで行っている時は、竿は1本か2本にしておき、順番に交代しながら、他の人は違う魚を狙ってみるのも楽しみがあってオススメです。
せっかく釣った豆アジを美味しく食べれないのは残念なので、食べられる分、処理できる分を釣って持って帰るようにしましょう。

場所によっては色々な魚が狙えて色々と仕掛けや餌があれば持っていっておいても損はないかと思います。